ブラジル地理統計院(IBGE)が月次工業生産調査(PIM-PF)の計算方法を変更した影響で、2013年の工業部門の生産伸び率は、1.2%から2.3%と大幅に上方修正された。
PIM-PF調査の主な計算方法の変更として、ブラウン管並びに芝刈り機、食塩、新聞・雑誌・電話帳、石綿などが計算から除外され、タブレット(多機能携帯端末)並びにバイオジーゼル、拳銃・銃器、機械・装置関連メンテナンス機器、食肉関連冷凍食品、粉末ジュースなどが新たに計算に加えられた。
しかし今年第1四半期の工業部門の生産伸び率は、企業経営者並びに一般消費者の景況感の悪化、国内経済の停滞、銀行金利の上昇、主にアルゼンチン向け自動車・自動車部品の輸出の大幅な減少などで停滞している。
Rosenberg Associadosのチーフエコノミストのタイス・ザラ氏は、今年の工業部門の生産伸び率は1.8%に留まると予想、Quantitas Assetのチーフエコノミストのグスタヴォ・ゴルスキ氏は、前回予想の1.7%から1.2%に下方修正している。
今年3月の工業部門の生産伸び率は前月比マイナス0.5%、前年同月比マイナス0.9%、今年の累計は0.4%増加、3月の過去12カ月間の工業部門の生産伸び率は2.1%増加している。
工業部門のカテゴリー別の生産伸び率では、3月の資本財セクターの生産伸び率は前月比マイナス3.6%、前年同月比マイナス8.4%、今年の累計はマイナス0.9%、過去12カ月間は8.9%増加している。
前記同様に中間財セクターの生産伸び率は0.1%増加、マイナス0.1%、マイナス0.6%、0.7%増加、消費財は0.1%増加、0.1%増加、3.0%増加、3.2%増加、そのうち耐久消費財はマイナス2.5%、マイナス4.6%、3.4%増加、3.9%増加、非耐久消費財は0%、1.7%、2.8%、3.0%となっている。(2014年5月8日付けエスタード紙)