中銀の最終フォーカスレポートでは、今年末のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)を前回予想の6.35%から6.47%に上方修正して連邦政府の許容上限値6.5%に接近、1ヵ 月前の予想6.11%から大幅に上昇している。
中銀の通貨政策委員会(Copom )は、昨年4月の政策誘導金利(Selic)7.25%を連続して切り上げており、今年4月のSelic金利は11.0%となっているにも関わらず、インフレ抑制に歯止めがかかっていないために、5月にもSelic金利は、0.25%引き上げられると予想されている。
またフォーカスレポートでは、来年のIPCA指数を前回予想の5.84%から6.0%と大幅に上方修正、4月の今後12カ月後のIPCA指数を、前回予想の6.07%から6.12%に上方修正している。
Concordia Coretora社のチーフエコノミストのフラヴィオ・コンバテ氏は、2月のIPCA指数は0.69%、3月のIPCA指数は0.92%と更に悪化してきていると指摘、フィブラ銀行のチーフエコノミストのクリスチアーノ・オリベイラ氏は、4月の過去12カ月間のサービスセクターのインフレ指数は、9.09%と2月の8.2%から大幅に上昇しているとコメントしている。
フォーカスレポート作成で予想的中率が高いトップ5の今年のIPCA指数の予想は、前回の6.57%から6.49%に下方修正、2015年は6.00%から6.27%に上方修正、1ヵ月前の今年のIPCA指数の予想は5.99%、2015年は5.78%であった。
今年は10月に大統領選があるために、5月のCopom委員会でSelic金利は0.25%引き上げられた後、Selic金利は年末まで据え置かれると予想されており、2015年1月に再度0.25%引き上げられ、2015年末のSelic金利は12.0%が予想されている。(2014年4月15日付けエスタード紙)