ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、3月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、食料品並びに航空券の大幅な値上がりが牽引して0.92%上昇、昨年12月並びに2003年4月に続く0.92%のインフレ指数を記録している。
3月の過去12カ月間のIPCA指数は、6.15%と連邦政府の許容上限値6.5%に近づいているために、5月の中銀の通貨政策委員会での政策誘導金利(Selic)の引上げは、避けられないと金融市場関係者は予想している。
Schwartsman & Associados社のアレシャンドレ・シュワーツスマン取締役は、今年のインフレ指数は6.6%もしくは6.7%になり、連邦政府の許容上限値6.5%を突破すると予想している。
旱魃による蔬菜類などの食料品の値上がり率1.92%は、3月のIPCA指数の半分以上を占め、特にトマト並びにジャガイモ、蔬菜類、果物、フェジョン豆の値上がりがインフレ指数を押し上げており、トマトは32.85%、ジャガイモは35.05%値上がりしている。
また旱魃は牧草の成長の阻害要因となって、牛肉や牛乳の価格を押し上げていることや投機的な相場操作による価格の上昇も否定できないと市場関係者はコメントしている。
また3月のIPCA指数0.92%の上昇の要因として、カーニバルによる航空需要増加による航空運賃の26.49%の上昇並びにガソリン価格の0.67%値上げに伴って、エタノール燃料価格の4.07%の値上げもインフレ指数を引き上げた。
過去12カ月間のIPCA指数を決める9ファクターのうち6ファクターが連邦政府の許容上限値6.5%を突破しており、食料品・飲料、住居費、日用品、医療・健康、教育費などが大幅に値上がりしている。(2014年4月10日付けエスタード紙)