ブラジル地理統計院(IBGE)の月間工業生産調査によると、今年初め2カ月間のサンパウロ州の製造業部門伸び率は、マイナス2.4%を記録して調査対象の14地域では最低となっている。
今年初め2カ月間のブラジルの製造業部門の平均伸び率は前年同期比1.3%増加、サンパウロ州の製造部門のうちで農業機械の生産が大幅に減少、インフレ圧力軽減のためにガソリン価格値上げが先送りされている影響で、エタノールの生産も大きな影響を受けている。
またアルゼンチン向け自動車輸出の不振や与信強化によるクレジット販売の不振の影響で、自動車在庫の増加に伴って自動車生産は大幅な減少を余儀なくされており、金属セクターや石油化学セクターの生産も大幅に減少している。
ブラジルの石油精製所建設プロジェクトは過去数年に亘って凍結されているが、ブラジル国内には13カ所の石油精製所があり、そのうちサンパウロ州内には4カ所が集中している。
今年初め2カ月間のアマゾナス州の製造部門の生産は前年同期比6.0%、パラー州は2.7%、北東地域は2.9%、セアラー州は2.9%、ペルナンブーコ州は8.3%、ミナス州は2.5%、パラナ州は2.3%、サンタ・カタリーナ州は1.1%、南大河州は2.0%それぞれ増加している。
今年初め2カ月間のバイア州製造部門の生産はマイナス0.1%、エスピリット・サント州並びにリオ州はマイナス2.2%、サンパウロ州はマイナス2.4%とそれぞれ減少している。(2014年4月9日付けヴァロール紙)
