エコノマチカ社のサンパウロ証券取引所に上場している313社対象の2013年度の決算調査によると、資源大手ヴァーレ社の純益が前年比98%減少した影響で313社の平均純益は前年比3.4%減少、ヴァーレ社を除いた平均純益は4.26%増加している。
2013年のブラジルのGDP伸び率は2.3%、輸出は1.0%減少、輸入は6.5%増加した要因などで、調査対象の22セクターのうち9セクターで赤字を計上、9セクターで僅かな黒字を計上、僅かに4セクターで大幅な黒字を計上していた。
最も純益が大きかったのはペトロブラス石油公社の236億レアル、民間銀行のイタウー銀行は164億レアル、ブラデスコ銀行は120億レアル、飲料大手のAMBEV社は95億レアルであった。
2013年の決算で最も赤字幅が大きかったのは鉱業セクターの109億レアル、不動産セクターの24億1,000万レアル、電力エネルギーセクターの15億4,000万レアル、通信セクターの15億レアル、食品・飲料セクターの13億1,000万レアルとなっている。
2012年にジウマ・ロウセフ大統領は、暫定法579号による電力エネルギーコンセッションの新規契約による20%の電力エネルギー価格の引き下げを発表、ブラジル中央電力公社(Eletrobras)の2012年の決算は68億レアルの赤字を計上、2013年も62億9,000万レアルの赤字を計上している。
2013年の銀行セクターの純益総額は、大手銀行が牽引して2,220億レアルと記録を更新したが、サンタンデール銀行並びに中小銀行は延滞率の増加などの要因で、収益率が大幅に悪化している。(2014年4月1日付けエスタード紙)