サンパウロ州工業センター(Ciesp)は、今月25日に、最近の食料品高騰に関する会合を予定、フェジョン豆などの基本食品の穀倉地帯である中西部地域や南東地域での異常気象で生産が減少しているために、特に北東地域向けにトウモロコシの備蓄品の放出を検討する。
今後2カ月間に亘って主要穀物などの国際コモディティ価格の上昇が継続すれば国内向けの備蓄品放出や救済政策を早急に発表する可能性があるとNeri Geller農務相は説明している。
生鮮野菜農家向けには、異常降雨による生鮮野菜の生産性向上のために、特別に温室建設向けクレジット枠を設け、また品質の良い野菜の種子の提供を検討しているとブラジル銀行アグロビジネス担当のOsmar Dias副社長は説明している。
穀物のブラジル国内価格が高止まりしている要因として、トウモロコシを除く現在の穀物の備蓄量は、過去5年間の平均を下回っており、サンパウロ州保税・一般倉庫会社(Ceagesp)の基本食品150品目の昨年の価格は3.0%上昇している。
また今年初めの2カ月間の基本食品150品目の価格は8%上昇、特に野菜は34%、葉菜類は61%とそれぞれ大幅に上昇しているために、短期的には大幅なインフレ圧力に結びついている。
連邦政府は現在の大豆価格は20%安いのが適正価格水準であると指摘しているが、牛肉価格は、アローバ(14.69kg)当たり95レアルから120レアルに上昇、牛乳価格は7.3%上昇、家畜用飼料は1袋当たり26.54レアルから33レアルに上昇している。
穀物メジャーがコントロールしている米の価格は、新米がマーケットに出始めたにも関わらず、1袋当たり33レアルから36レアルに上昇、フェジョン豆は1袋当たり80レアルから130レアル、国際コモディティ商品である小麦粉は、307ドルから338ドルに上昇している。(2014年3月21日付けエスタード紙)