ブラジルの南東地域を中心に旱魃に等しい僅かな降雨量の影響で生鮮食料品の発育不足や生産減少しているため、サッカーのワールドカップが始まる6月12日直前の過去12カ月間のインフレ指数は、連邦政府の許容上限値6.5%を上回る可能性がでてきている。
昨日、ジェトゥリオ・バルガス財団(FGV)の総合物価指数(IGP-M)の3月の2回目の予想では、1.41%と2月の2回目の予想であった0.24%を大幅に上回っており、主に食料品の卸売価格の高騰が3月のIGP-M指数を押し上げている。
同様にサンパウロ大学経済研究所(FIPE-USP)のサンパウロ市都市圏だけの調査に基づいている消費者物価指数(IPC-Fipe)は、0.68%に達して食料品価格の値上がりがIPC-Fipe 指数の50%を占めている。
ワールドカップ前に過去12カ月間の広範囲消費者物価指数(IPCA)は、連邦政府の許容上限値6.5%を突破する6.8%に達するとGO Associados社のファービオ・シルヴェイラ取締役は予想している。
イタウー銀行のエコノミストのエルソン・テレス氏は、3月のインフレ指数は食料品並びにエタノール、ガソリン価格の上昇で0.7%から0.8%の予想に上方修正している。
穀物の国際コモディティ価格の上昇の影響で、今年下半期に世界的にインフレ圧力が強まるために、今年のIPCA指数を6.0%から6.3%にサフラ銀行のチーフエコノミストのカルロス・カワル氏は上方修正している。
7月の過去12カ月間のIPCA指数を6.66%、6月の過去12カ月間のIPCA指数を6.4%と上方修正、今年のIPCA指数は、連邦政府の許容上限値6.5%を突破するとカルロス・カワル氏は予想している。
連邦政府は3月31日以降の医薬品の平均値上げ価格3.5%を承認しており、ブラジル医薬品販売協会(ABCFarma)のレナト・タマロジ取締役は、医薬品の値上げは4月のインフレ指数にインパクトを与えると予想している。
3月の2回目の総合物価指数(IGP-M)の生鮮食料品全体では14.5%上昇が予想されているが、2月はマイナス3.0%を記録、前記同様にトマトは35.9%、マイナス9.8%、ジャガイモは22.3%、マイナス14.4%となっている。(2014年3月20日付けエスタード紙)