2014年1月の公的債務残高は、国庫庁による国債発行を控えた影響で、連邦国債発行残高が765億レアル減少して前月比3.6%減少の2兆400億レアルとなっている。
米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策を決定する連邦公開市場委員会(FOMC)は、米国債などを購入して金融市場に放出する量的緩和政策について、 2月から毎月の購入額を100億ドル減らして650億ドルにすることを決定したために、今後は米国の金利上昇に伴って海外資金の流入増加に伴って、新興国 から資金引揚げが継続すると予想されている。
ブラジルは、新興国のトルコ並びに南アフリカ、インド、インドネシアを含めた「フラジャイル・ファイブ(脆弱な5カ国)」と呼ばれて、一般的に経常赤字や低い外貨準備高等の国内の経済構造になっており、海外投資家のブラジルへの投資を促すために、ブラジルの国庫庁が国債を発行するにはSelic金利が高いために、国債発行を控えている。
国庫庁は1月に償還期間を迎えた国債に対して、1,294億2,000万レアルを償還して国債の再発行を控えたために、国債発行残高が大幅に削減、1月のSelic金利が10.5%に達した影響で236億レアルの利払いを余儀なくされている。
過去12カ月間の平均利払いはSelic金利の上昇に伴って11.32%から11.61%に上昇、対内公的債務残高は3.85%減少したが、対外公的債務残高は1.67%増加している。
1月に発効した確定金利付き国債の金利は前回発行の国債金利13.3%から12.83%に減少、平均償還期間は4.18年から4.39年に増加している。
Selic金利連動国債の発行比率は19.11%から20.32%に増加、確定金利付き連動国債は42.02%から38.68%に減少、インフレ指数連動国債は36.36%から34.53%に減少、為替連動国債は4.35%から4.64%に増加している。(2014年2月26日付けエスタード紙)