連邦政府は景気刺激策として、昨年12月中頃に採用した自動車拡販のための工業製品税(IPI)の減税政 策を自動車メーカーに人員削減を実行しない条件で更に3ヶ月間延長するが、排気量が1,000ccまでは免税、1,000ccから2,000ccのガソリ ン車は6.5%、フレックス車/アルコール車は5.5%にIPIを減税する。
また今年初めの2ヶ月間の二輪車販売は前年同期比43%と 大幅減少の18万9,100台まで落込んでおり、拡販するために二輪車販売の85%を占める150ccまでの二輪車には社会保険融資納付金 (Cofins)を3.0%に減税するが、マナウスフリーゾンの二輪車メーカーは1万8,000人の従業員の人員削減を行なわない条件で減税措置が適用さ れ、またトラックのIPIは免税、ワゴン車は1.0%に減税される。
建設部門向け景気刺激策として今後3ヶ月間に亘って30アイテムについてIPIの減税や免税されるが、建設用セメント、塗料、ニス、鍵やシャワーなどが減税の対象となり、これらの30アイテムの建材の減税は5.0%から8.0%の価格低下が見込まれている。
今年初めの2ヶ月間の塗料販売は前年同期比16.0%減少していたが、今回のIPIの減税による効果は5.0%の販売増加に繋がると見込まれている。
しかし自動車や建材の減税による税収減を軽減するために、タバコ製品のIPI,Cofins並びに社会統合基金(PIS)がそれぞれ増額されるために、5月から大衆向けタバコは20%、高額なタバコは25%それぞれ値上げされる。
連邦国税庁では自動車メーカーへの3月末までのIPI減税で14億レアルの減収、今後3ヶ月間のIPI減税延長で今年は30億8,000万レアルの減収を 見込んでいるが、タバコへの増税は9億7,500万レアルの税収につながると見込んでいる。(2009年3月31日付けエスタード紙)