昨日、中銀は、先週開催された通貨政策委員会(Copom)の議事録を発表、予想以上にインフレ圧力が継続しているために、2月のCopom委員会でインフレ圧力を軽減するために、政策誘導金利(Selic)の再度の引上げの可能性を暗示している。
2013年のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は、5.91%と2012年の5.84%を上回り、また2013年12月のIPCA指数は、0.92%と過去10年間の月間で最も高いインフレ率を記録したために、前回1月15日の中銀のCopom委員会は、全会一致で政策誘導金利(Selic)を0.5%引上げて10.5%に決定していた。
過去12カ月間のIPCA指数は予想を上回っており、またレアル通貨に対するドルの為替はR$2.40と中銀による通貨スワップと信用枠の入札を継続して、レアル安の為替を阻止するドル介入を継続していた昨年11月のR$2.30よりもドル高になっていることもSelic金利の引き上げ予想の要因となっている。
AE Projeções社の24商業銀行を対象としたSelic金利予想調査では、14商業銀行は今年末のSelic金利を10.75%、9商業銀行は11.0%、1商業銀行は11.25%とそれぞれ予想している。
中銀は2013年4月のSelic金利7.25%から7回連続でSelic金利を累計で3.25%引上げたが、今年初めのCopom委員会によるSelic金利の引き上げ幅を0.25% と大半の金融市場関係者は、予想していたにも関わらず、中銀は金融市場関係者の予想に反して、全会一致で0.5%引上げていた。(2014年1月24日付けエスタード紙)