今月27日、連邦最高裁判所(STF)は、1987年のブレッセルプラン並びに1989年のヴェランプラン、1990年のコロール1プラン,1991年のコロール2プランのポウパンサ預金(利率保証付き貯蓄預金)の通貨価値修正の支払いを当時のポウパンサ預金者に命じる判決を下す予可能性が濃厚となってきている。
商業銀行によるポウパンサ預金の通貨価値修正の支払いが決定されればその支払い総額は、1,500億レアルに達するために、商業銀行による融資の停止などによる銀行業務が壊滅的な影響を受けるために、商業銀行の代表団は、プラナルト宮や財務省、中銀などに陳情詣でをしている。
商業銀行によるポウパンサ預金の通貨価値修正の支払い1,500億レアルは、銀行システム資産4,800億レアルの1/3に達するが、ブラジル銀行並びに連邦貯蓄金庫はポウパンサ預金全体の52%を占めており、特に連邦貯蓄金庫のポウパンサ預金は、498億レアルに達するために最も大きな影響を受ける。
商業銀行は20年以上に亘って各プランのポウパンサ預金の通貨価値修正の支払いを先送りしてきたために、連邦最高裁判所が通貨価値修正の支払いを命じれば、ブラジルの銀行システムにとって壊滅的な打撃となる。
2007年には100万人以上のポウパンサ預金者がブレッセルプランの通貨価値修正を求めて裁判所に駆け込んでいた経緯があったが、ブラジル銀行協会連盟(Febraban )では、通貨価値修正の支払い総額は180億レアルと最高裁判所との間に大きな隔たりがある。(2013年11月22日付けヴァロール紙)