9月の連邦政府並びに地方政府の財政プライマリー収支は、90億4,000万レアルの大幅な赤字を計上したために、今年の財政プライマリー収支の黒字目標であるGDP比2.3%の達成は非常に難しいと予想されている。
しかし国庫庁のアルノ・アウグスティン長官は、10月の連邦政府並びに地方政府の財政プライマリー収支は大幅に改善したと説明、11月並びに12月の財政プライマリー収支も大きな黒字が見込めると予想している。
国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支は、730億レアルの黒字を達成しなければならないが、今年9カ月間の財政プライマリー収支は前年同期比49%と大幅に減少していた。
ギド・マンテガ財務相は、財政支出削減のために失業保険給付の削減や法律で支出を義務付けされている賞与に関連する支出の削減などの実施を積極的に行うと発表しており、昨日、マンテガ財務相は主な組合のトップと会合を持った。
失業保険給付並びに法律で支出を義務付けされている賞与に関連する支出は470億レアルでGDP比1.0%に相当するために、財政プライマリー収支の黒字削減に結びついている。
今年9カ月間の財政プライマリー収支黒字は450億レアル、連邦政府は今年の財政プライマリー収支黒字1,109億レアルの達成のためには、第4四半期に659億レアルの支出削減をする必要がある。
10月初めに格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは、連邦政府の財政収支が悪化並びに公共投資の減少、経済成長は引き続き低迷していると指摘、ブラジルのソブリン格付けの「Baa2」は据え置いたが、格付けの見通しを「強含み」から「安定的」に変更、2014年にソブリン格付けを下げる可能性がある。(2013年11月5日付けエスタード紙)