昨日、中銀の通貨政策委員会(Copom)は、インフレ圧力を軽減させるために政策誘導金利(Selic)を全会一致で0.5%引上げて9.5%に決定、中銀は、今年4月から連続5回に亘ってSelic金利を2.25%引上げている。
大半のエコノミストは、次回11月27日のCopom委員会でも更にSelic金利を0.5%の引き上げを予想、今年末のSelic金利は10%と二桁になると予想、ジウマ・ロウセフ政権下では、最も厳しい金融引締めサイクルとなっている。
ブラジル地理統計院(IGBE)の発表によると、9月のインフレ指数である広範囲消費者物価(IPCA)は、0.35%と8月の0.24%から大幅に上昇、またジェツリオ・ヴァルガス財団(FGV)発表の9月の総合物価指数(IGP-DI)は、1.36%と8月の0.46%から大幅に上昇している。
中銀のCopom委員会の議事録は、来週17日に発表されるが,コンコルジア社のエコノミストによると、レアル通貨に対するドルの為替の大幅な変動並びに海外金融市場のシナリオの不透明感、年内に実施されると予想されている燃料価格の引き上げなどの要因で、Selic金利は11月に再度引き上げられると予想している。
インフレ指数を差引いたブラジルの実質金利は、3.5%で世界最高の金利に戻り、チリは3.2%、中国は3.0%、インドは1.7%、ハンガリーは1.4%、ポーランドは1.3%、アルゼンチンは1.2%、コロンビアは1.1%、スエーデンは0.9%、ギリシャは0.8%となっている。(2013年10月10日付けエスタード紙)