連邦政府は、2014年の財政プライマリー収支黒字をGDP比2.1%と今年のGDP比2.3%を下回る数値に設定、2014年のGDP伸び率を4.0%と中銀のフォーカスレポート予想の2.4%を大幅に上回る数値に設定している。
連邦政府は、来年の最低サラリーを今年よりも6.6%増加の722.9レアルに設定したが、国庫庁の支出は今年よりも292億レアル増加、米国の量的緩和縮小開始が世界中に影響を与えるために、これらの数値は、来年1月に現実に近い数値に調整するとギド・マンテガ財務相は説明している。
連邦政府は2014年の財政プライマリー収支黒字をGDP比3.2%の1,674億レアルに設定しているにも関わらず、最大580億レアル減少する可能性があるために、財政プライマリー収支黒字をGDP比2.1%の1,094億レアルに設定されている。
2014年の中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支黒字はGDP比2.2%の1,161億レアル、地方政府(州・市)の財政プライマリー収支黒字はGDP比513億レアルを見込んでいる。
連邦政府の来年の予算発表のうちで、企業側の社会保障院(INSS)への従業員給与額20.0%の納付率の免税に対して、売上の1.0%から2.0%の課税で企業負担を軽減する減税政策によるINSSの赤字補填のために、国庫庁は170億レアルの歳出を余儀なくされる。
また国庫庁は2014年に電力料金値下げ並びに火力発電所の支出カバーのため電力エネルギー開発会計(CDE)へ90億レアルの歳出を余儀なくされるが、今年は7月に5億レアル、8月に15億レアルを支出している。
2014年のペトロブラス石油公社並びにエレトロブラスによる投資は今年よりも53億レアル減少、そのうちペトロブラスによる投資削減は48億レアル、エレテロブラスは5億レアルが予定されている。
ペトロブラスは、ブラジル国内の岩塩層下(プレソルト)原油開発に投資を集中させるために、ペトロブラスの海外資産の売却を進めており、今年は105億レアル、来年は65億レアルの資産売却を予定している。(2013年8月30日付けエスタード紙)