ジウマ・ロウセフ大統領はインフレ抑制を第一目標に掲げているにも関わらず、レアル通貨に対するドル高の為替、輸入増加、食料品価格の上昇などの影響によるインフレ上昇による国庫庁の歳入が増加している。
今年上半期の国庫庁の歳入は5,253億レアル、そのうちインフレ上昇による国庫庁の歳入は334億レアル増加、昨年1年間のインフレ増加による国庫庁の歳入は505億レアル増加しているが、経済成長による歳入増加は26億レアルに留まっていた。
今年上半期の中銀、国庫庁並びに社会保障院(INSS)で構成される中央政府の財政プライマリー収支のインフレ増加による歳入は50%以上に達しており、今年初めの連邦政府の財政プライマリー収支黒字目標はGDP比3.1%であったが、5月には GDP比2.3%と大幅に下方修正している。
今年の連邦政府の財政プライマリー収支黒字のGDP比2.3%達成には、中央政府がGDP比1.3%、地方政府(州・市)がGDP比1.0%の黒字をそれぞれ達成しなければならない。
インフレ増加による国庫庁の歳入増加に対して、インフレ増加の負の効果は長期的には一般消費者の購買減少による歳入減少に結びつくために、MB Associadosのチーフエコノミストのセルジオ・ヴァーレ氏は、インフレによる歳入増加は非常に危険なシグナルであると説明している。(2013年8月28日付けエスタード紙)