エコノマチカ社の上場企業205社対象の第2四半期の決算調査によると、今年第2四半期の売上総額は、前年同期比5.5%増加の2,360億レアルと第1四半期の12.5%の半分以下となっている。
この調査対象企業では、ペトロブラス石油公社並びにエレトロブラス、ヴァーレ社が除外されているが、今回は第2四半期で47億レアルの赤字を計上した実業家エイケ・バチスタ氏のOGX社も除外されている。
調査対象の205社の第2四半期の純益総額は、前年同期比29.3%増加の101億レアルを計上したが、第1四半期の純益147億レアルを大幅に下回っている。
税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもので他人資本を含む資本に対して、どの程度のキャッシュフローを産みだしたかを簡易的に示すEBITDAは、10.3%増加の370億レアルに達している。
多くの企業はヨーロッパも債務危機や中国の経済成長率の減速などで、投資計画の見直しや経営戦略の練り直し、コスト削減などを積極的に行って新しい局面への対応を余儀なくされている。
中国の鉄鋼生産過剰による膨大な在庫や鉄鉱石需要の減少で、ウジミナス社は大幅な人員削減によるコストカット、付加価値の高い製品の生産、資産売却などで収益性の向上に努めている。
第2四半期のレアルに対するドル高の為替は、10%上昇したため外貨による負債を抱えている大企業の負債は137億レアル増加しているが、2012年同期の148億レアルの負債増加を下回っている。
全国的な抗議デモの影響で顧客が集中する時間帯に抗議デモが発生した影響で店を閉めたために小売業界は大きな被害を受けており、第2四半期の小売販売は、前年同期比僅な増加に留まっている。
第2四半期のRenner 社並びにHerinfg社、 Marisa社、 Guararapes社 Restoque 社、Arezzo社の小売販売は、前年同期比9.0%増加に留まっている。(2013年8月16日付けヴァロール紙)