今年上半期の連邦政府並びに地方政府(州・市)の財政プライマリー収支黒字は、前年同期比20%減少のGDP比2.25%と中銀が統計を取り始めた2001年以来で最低の522億レアルの黒字に留まった。
6月の過去12カ月間の財政プライマリー収支黒字は、GDP比2.0%とジウマ・ロウセフ大統領が決めた今年の財政プライマリー収支黒字目標であるGDP比2.3%を下回っている。
中銀の統計によると、地方政府の上半期の財政プライマリー収支黒字は、前年同期比10%増加した一方で、連邦政府の上半期の財政プライマリー収支黒字は、前年同期比30%減少している。
6月の地方政府の財政プライマリー収支黒字は、34億レアルと全体の56億8,000万レアルの60%以上を占めており、最も楽観的な見方をされていた財政プライマリー収支黒字50億レアルを大幅に上回った。
先週、連邦政府は100億レアルに達する歳出削減を発表、そのうち45億レアルは公共投資の削減、今年の財政プライマリー収支黒字の目標であるGDP比2.3%の達成のためには、更なる歳出削減が必要と予想されている。
中銀は上半期の財政プライマリー収支の利払いにGDP比5.1%に相当する1,180億レアルを支払ったが、政策誘導金利(Selic)が低率で推移していたために、過去最低の利払いとなっている。
6月の過去12ヶ月間の利払いはGDP比4.82%と2001年以降では最低を記録、今年上半期の名目財政プライマリー収支赤字は、GDP比2.85%に相当する659億レアルとなっている。
今年上半期の地方政府の財政プライマリー収支黒字は184億レアルを計上しているが、今年の地方政府の財政プライマリー収支の目標黒字は478億レアルに設定されている。
今年の連邦政府の財政プライマリー収支の目標黒字は、630億レアルに設定されており、10月22日に予定されている第1回岩塩層下(プレソルト)原油開発のサントス海盆リブラ鉱区の最低入札価格150億レアルは黒字に計上され、また経済成長加速プログラム(PAC)への450億レアルの投資などは、財政プライマリー収支から除外されている。(2013年7月31日付けエスタード紙)