ブラジル国内の高止まりするインフレ並びにブラジルコストなどの要因で、ブラジル企業は海外での投資を積極的に進めており、今年上半期のブラジル企業による対外直接投資は、前年同期比60%増加の113億ドルに達して2010年の水準まで回復してきている。
特に自動車メーカーや自動車パーツメーカーの今年上半期の対外直接投資総額は10億ドルに達しているが、同メーカーによる本国への利益・配当金の送金総額15億ドルには達していない。
今年上半期の石油・天然ガス関連部門のブラジル企業の対外直接投資は、11億ドルでトップを維持しており、また金融関連企業による南米での対外直接投資が増加している。
今年上半期のブラジルのIT関連企業の対外直接投資は、3,200万ドルと前年同期の1,100万ドルから約3倍に増加、2011年の新興国の対外直接投資のマーケットシェアは25.2%であったが、2012年には30.6%まで増加、Brics諸国新興国の対外直接投資のマーケットシェアは、12.9%から15.5%に増加している。(2013年7月29日付けヴァロール紙)