中銀の最終のフォーカスレポートによると、公共交通機関の運賃値上げに対する抗議デモの影響で、ブラジルの主要都市の市長は都市交通料金値下げを余儀なくされ、また食料品価格が減少してきた影響で、7月のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は0.2%、8月は0.3%に留まると予想している。
スールアメリカ・インベスティメントス社のチーフエコノミストのニウトン・カマルゴ・ローザ氏は、「都市交通料金値下げや食料品の値下がりは短期的にはインフレを抑えることができるが、長期的にはインフレ圧力を軽減することに結びつかない」と説明している。
フォーカスレポートでは今年のIPCA指数を5.8%、来年は5.9%と予想、また年末の政策誘導金利(Selic)は9.25%、来年末は9.5%と上方修正したが、1か月前の予想は9.0%であった。
また今年の国内総生産(GDP)伸び率を2.31%、今年の貿易収支黒字を60億ドル、来年は80億ドルとそれぞれ下方修正している。(2013年7月16日付けエスタード紙)