今週、ギド・マンテガ財務相は、国内総生産(GDP)の2.3%以上の基礎的財政収支黒字額確保のために、100億レアルから150億レアルに達する一般予算削減政策を発表を予定、連邦行政関係情報一貫化システム(Siafi)の統計によると、今年上半期の連邦政府の支出は前年同期比6.6%とインフレ分を上回る1兆1,080億レアルに達しているために、予算削減は非常に難しいと予想されている。
マンテガ財務相は150億レアルの一般予算削減には生活補助などの社会政策並びに公共投資に関する予算は削減しないとした発表しているが、最低賃金の大幅な引き上げに伴って、低所得者層を中心に年金・恩給などの支出が大幅に増加している。
今年上半期の公共投資は前年同期の203億レアルから205億レアルとインフレ率を僅かに1.0%上回っているが、GDP伸び率が7.5%を記録した2010年の公共投資よりも12.7%少ない。
今年の公共投資の予算は902億レアルにも関わらず、上半期は予算を大幅に下回る投資が行われただけであり、連邦政府の支払いは僅かに37億レアルとなっている。
国内の景気回復が思わしくなく、景気刺激策として頻繁に行われている工業製品税(IPI)などの減税政策の導入や減税期間の延長などの実施で、財政収支の黒字額を達成するのは難しいと予想されている。
連邦政府の低所得者層対象の大衆住宅建設"私の家、私の暮らし"プログラムの上半期の支出は、前年同期の237億レアルから25.3%増加の296億レアルに増加している。(2013年7月15日付けエスタード紙)