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【インタビュー「投資家はさらに疑い深くなっている」】 2013/06/11

エレナ・ランダウ氏は、業界の改革半ばで規定を転換することが経済成長を押し下げると指摘する。

当座しのぎの応急措置的な対策を講じてジウマ政権が政治的に干渉することで、電力業界内部のバランスが崩れることにつながっているだけでなく、高速道路などその他の事業認可に参加しようとする投資家の間に不信感を募らせている。ランダウ氏は、ブラジル民主社会党(PSDB)党員として、カルドーゾ(FHC)政権が民営化を推進した90年代に国立経済社会開発銀行(BNDES)の理事を務めた。

エコノミストかつ弁護士として、現在セルジオ・ベルムデス弁護士事務所で活躍する55歳の同氏は、「こうした連邦政府の介入主義は、現在では通用しません。市場の覇者となる企業を選び、部分的な減税を実施し、市場を閉鎖的にするというこの政策は、70年代に既に試みられた、もはや過去のもの」と話す。以下は、エスタード紙とのインタビューである。

電力業界の事業認可の更新に関連する暫定令第579号(MP579)を採択して以降、連邦政府は、様々な規定の変更を進めています。こうした変更は、あるいは先行きの不透明感を煽ることはありませんか?

MP579には、電気料金の削減という否定できない目的がありました。トップダウンの判断だったために、社会と業界監督庁に対して暫定令の体裁を取って導入されることになり、本来の目的が失われてしまいました。この事例は、電力業界に対する計画性のなさを如実に示しています。長期的な投資を得るためには明確かつ安定した規定が求められます。業界の規定が変更される場合には、透明性が保たれる必要があります。電力業界で起きたことは、現政権によるインフラ整備と言うよりは、長期的な視野を確立する代わりに枝葉の問題を解決しようとして業界にショックを与えたのです。投資家は、これまで以上に疑い深くなっています。

投資家の批評の1つは、電力業界に対する政府の対応に政治的バイアスがかかっていることです。この批判を、正当なもの、つまり過度の政治的干渉があるとお考えでしょうか?

業界に対して政治的干渉があることに疑問の余地はありません。電力公社のエレトロブラスを通じて干渉していることが確認できます。MP579に関して言えば、この暫定令は、事業認可の更新を求める業界各社に対して損失をもたらすことが明白です。一部の企業が(事業認可の更新に)署名しなかったことで、配電事業への電力供給不足が発生しました。これらは全て、最悪の計画性と不均衡な業界の状況が積み重なった結果です。しかもエレトロブラスの配電会社は、既に宣告された介入による要求事項があるにもかかわらず、民間の配電会社と同等の国家電気通信庁(Anatel)の厳格な監査を受けていない。

FHC政権を通じて実施された民営化は、Anatel設立以前に実施されました。民営化では、電力価格を引き下げることもサービスを改善することも、前提条件として求められませんでした。あなたは、電力業界におけるFHC政権の民営化モデルと現在の事業認可モデルを、どのように比較されますか?

この点で私は、あなた方と異なる見解を持っています。FHC政権下の民営化は、公会計の統制が求められた安定化計画の一環として、サービスの質を求めただけでなく投資も要求されました。現在の政府は、介入主義的というだけでなく、公会計の統制についても信頼できない状況です。FHC政権では、国庫財務局の資金を確保することが(民営化の)目的の1つでした。このため、資産の売却益の設定が基本的な重要事項であり、そこから、民営化当初に導入される料金が設定されたということも明白です。高速道路の場合、ルーラ政権下で通行料金の値下げが実施されましたが、それは、財政に対する懸念がなかったからです。一方、ルーラ政権下では通行料金が資本利益を提供しませんでした。FHC政権下の民営化では、品質指数は大幅に上昇しました。料金は低下しませんでしたが、それは、過去10年間に徴収する料金に対して求められる負担が拡大したからであって、配電会社の報酬が拡大したとは言い切れません。

高速道路と鉄道の事業認可は実施に移されていません。これは、政府が提示する条件あるいは投資家に求める条件に問題があるのでしょうか?

どちらも、少しずつ影響しているでしょう。第1に、一部だけを切り離して推進することはできません。もし物流モーダルの変革を希望するなら、モデルを構築する必要があります。2012年に空港事業に参入した投資家にはある条件が与えられており、2013年に参入する投資家には別の条件が付与されます。政府は、鉄道事業で投資家の内部収益率(IRR)を引き上げる一方で、既に事業認可を受けている鉄道会社には料金の上限を引き下げるという判断が突然下されました。その結果、既存の鉄道会社は投資に対する意欲を失ったのです。

このほど政府は、高速道路の事業認可に関するIRRの引き上げを決定しました。このIRRは、事業入札を魅力的なものにして多数の応札企業が名乗りを上げると見られますが、魅力的な水準はどのあたりに設定されるべきでしょうか?

IRRの魅力的な水準というのは、業界が抱えるリスクと市場に依存するため、業界ごとに異なります。電力業界では、時間とともにリスクが縮小するので、投資利益率は長期的には引き下げられます。(マンテガ)財務大臣の姿勢で問題なのは、5%から7%に引き上げられたIRRが、明日には7%から8%に変化しかねないことです。投資家は彼らが抱えるリスクに対して利益率を評価し、過去の事例に注意を払います。今の時点で連邦政府が7%のIRRを保証した30年におよぶ高速道路事業に参入したとして、政府が電力業界や鉄道業界に対して突如として公的利益を理由に利益率を改訂したようなことが高速道路にも起こらないと、誰が保証できるでしょう。部分的な対応を正当化するため政府が主張する公的利益の実態とは何でしょうか? それは、ブラジルの市場競争を拡大しインフレを低減させることです。

ではあなたは、インフラ分野の資金調達に関するモデリングとBNDESの参画についてどのようにお考えですか?

インフラに対してBNDESが参画することに疑問を挟む余地はありません。BNDESが現在抱えている問題は、国庫管理局から注入される資金で、それなくしては予算が成り立たないことです。その資金は3,000億レアル以上に達しており、財政に深刻な影響を与えています。そしてこの3,000億レアルが、年間80億レアル以上の助成を付けて、選ばれた分野に振り向けられるのです。問題は、もしBNDESが別の分野に進出した場合、民間のキャピタル市場を締め出すことなのです。ブラジルは次第に、助成を実施するBNDESに対する依存を高めています。(2013年6月3日付けエスタード紙)



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