物価上昇によるインフレ圧力の軽減のために、5月の中銀の通貨政策員会(Copom)は、政策誘導金利(Selic)を全会一致で0.5%引上げて8.0%に引き上げたにも関わらず、インフレ圧力がほとんど減少していない。
中銀のCopom委員会の議事録によると、インフレを連邦政府の目標中央値に接近させるため今後も継続して金融引締め政策の採用が予想されており、次回7月のCopom委員会では、Selic金利をさらに0.5%引上げる可能性が予想されている。
金融スペシャリストは議事録の内容から今年末のSelic金利を9.25%と予想、しかし確率は低いが9.50%まで引き上げられる可能性があり、大半の金融スペシャリストは、前回のCopom委員会開催前に今年末のSelic金利を9.0%と予想していた。
中銀では広範囲消費者物価指数(IPCA)が許容上限値6.5%前後で推移しているために、金融スペシャリストの予想を上回るSelic金利の引上げを実施して、2014年のIPCA指数を4.5%まで引き下げるために先手を打っているにも関わらず、ギド・マンテガ財務相は、インフレは減速してきていると楽観的に見ている。(2013年6月7日付けエスタード紙)