世界の大半の先進国や発展途上国の中央銀行による金融緩和が拡大しているにも関わらず、インフレ圧力を緩和するための金融引締め政策で基本金利引き上げを行っているのは、世界でもブラジルとアフリカのチュニジア、ガーナ、ガンビア並びにエジプトだけとなっている。
Central Bank Newsサイトによると、今年の世界90カ国の中央銀行による基本金利引き下げは27ヵ国で実施され、58カ国は基本金利を据え置いているにも関わらず、ブラジル並びにアフリカの4カ国がインフレ圧力軽減のために、基本金利を引き上げている。
ガンビアは今年のインフレが5.3%まで上昇すると予想しているため基本金利を2.0%引上げて年率14.0%、ガーナは10.6%のインフレ予想で基本金利を1.0%引上げて年率16.0%、エジプトは8.11%のインフレ予想で基本金利を0.5%引上げて、9.75%に引き上げている。
今日、ブラジルの中銀の通貨政策委員会(Copom)で政策誘導金利(Selic)の調整が行われるが、AE Projeções並びに Agência Estadoの調査によると、72金融機関のSelic金利予想では37金融機関が0.25%の引上げを予想、34金融機関が0.5%引き上げ予想、1金融機関が7.5%の据え置きを予想している。(2013年5月29日付けエスタード紙)