ブラジル地理統計院(IGBE)の国内総生産(GDP)伸び率の発表前に、中銀は先行指標として経済活動指数(IBC-Br)を発表、今年の第1四半期のIBC-Br伸び率は、前四半期比1.05%増加して過去2年間では最高の伸び率を記録している。
第1四半期のIBC-Br伸び率が前四半期比1.05%増加は、多くの金融スペシャリストの予想である1.0%を僅かに上回り、また前年同四半期比では1.79%と大幅に増加している。
AE Projeções並びに Agência Estadoの第1四半期の平均GDP伸び率は前四半期比0.89%の予想を上回り、また今年のGDP伸び率は2.5%から3.5%を予想、3月のIBC-Br伸び率は、製造業部門並びに商業部門が牽引して前月比0.72%増加、2月のIBC-Br伸び率は前月比マイナス0.36%、過去12カ月間では0.91%増加している。
第1四半期のIBC-Br伸び率が前四半期比1.05%増加は年率換算のGDP伸び率は4.0%に相当して、中銀予想の3.1%を上回っていると中銀のアレシャンドレ・トンビーニ総裁は説明している。
エスピリット・サント投資銀行のシニアエコノミストのフラヴィオ・セラーノ氏は、第1四半期のIBC-Br伸び率を0.4%と予想していたが、3月の製造業部門のGDP伸び率は0.7%と2月のマイナス2.5%から一転して増加に転じており、4月のIBC-Br伸び率を1.0%前後と予想している。
第1四半期の設備投資の伸び率は、前四半期比6.0%から7.0%増加が予想されており、トラック、農業機械並びに建設用機械などの資本財の投資を中心に投資回復を牽引している。
Austin Rating社のチーフエコノミストのアレックス・アゴスティーニ氏は、今年のGDP伸び率を2.8%と予想、連邦政府は更なる雇用の創出やクレジット拡大など国内消費を拡大する政策維持の必要性を説明している。(2013年5月17日付けエスタード紙)