昨日の朝のジウマ・ロウセフ大統領の発言が「インフレ抑制のために経済成長を犠牲にすべきでない」という趣旨に金融スペシャリストに解釈されたのは、誤解であるとジウマ大統領は説明して、インフレ抑制に努めていく姿勢を改めて強調した。
ジウマ大統領は、自分のブログで金融市場は私がインフレに対して許容な姿勢を示した発言だと誤って解釈したことに対して、私の発言を誤解したものであると指摘、インフレ抑制への取り組みはジウマ政権にとって最も重要だと説明した。
ジウマ政権1年目のブラジルの国内総生産(GDP)伸び率は2.7%、昨年は0.9%に留まっており、政策誘導金利(Selic)が過去最低の7.25%、経済活性化政策や減税政策の導入、電力エネルギー料金の値下げにも関わらず、経済成長が滞っていることに対して、ジウマ大統領が苛立ちを募らせていることが誤解を生じる発言につながった。
ジウマ政権の2年にわたった景気減速からブラジル経済が徐々に回復する傾向を示してきているが、インフレ率 が連邦政府の目標中央値4.5%をジウマ政権誕生前から上回っており、最近では許容上限値6.5%に近づいていることもジウマ大統領の苛立ちの原因となっている。(2013年3月28日付けエスタード紙)