中銀並びに国庫庁、社会保障院(INSS)で構成される中央政府を含む連邦政府や地方政府(州、市)の1月のブラジルの財政プライマリー収支黒字は、302億5,100万レアルを記録して、統計を取り始めた2001年以来では最高記録を更新している。
1月の財政プライマリー収支黒字が記録を更新した要因として、昨年末の財政黒字幅を増やすために行った会計上の操作並びにインフレ懸念があるにも関わらず、国内経済を活性化するため政策誘導金利(Selic)の引上げを先延ばししており、また予算編成基本指針法(LDO)がいまだに国会で承認されていないために、公共投資を控えていることも黒字の大幅増加につながっている。
1月の財政プライマリー収支黒字は、今年の目標黒字1,559億レアルの19.4%に相当する大幅な黒字にも関わらず、この傾向は今後長くは続かないと大半のエコノミストが予想している。
1月の中央政府の財政プライマリー収支黒字は260億8,800万レアル、地方政府の黒字は42億1,200万レアルであったが、ペトロブラス石油公社並びにブラジル中央電力(Eletrobras)を除く国公営企業は4,900万レアルの赤字を計上している。
MCM Consultores社のエコノミストのMarcos Fatinatti氏は、2月の財政プライマリー収支黒字は30億レアル~40億レアルを予想、また今年の財政プライマリー収支黒字はGDP比2.3%の1,120億レアルを予想している。(2013年2月28日付けエスタード紙)
