ブラジル地理統計院(IBGE)の発表によると、1月のインフレ指数の広範囲消費者物価指数(IPCA)は0.86%上昇して過去8年間で最も高いインフレ指数を記録、金融スペシャリストは、年内の政策誘導金利(Selic)の引上げにつながると予想している。
ジャーナリストのミリアン・レイタン女史のブログで中銀のアレシャンドレ・トンビーニ総裁がこのインフレ指数は悪い数字とコメントしたために、昨日のドルの為替は、0.85%のドル安のR$1.972と昨年5月11日以来のドル安を記録した。
過去12カ月間のIPCA指数は、6.15%と連邦政府の上限許容値の6.5%に接近してきて目標中央値4.5%を大幅に上回っており、今後数カ月間の過去12カ月間のIPCA指数は6.0%~6.5%で推移すると予想されている。
1月は天候異変の長雨の影響でトマト並びにジャガイモ、玉ねぎ、にんじん、野菜などの蔬菜が1.99%と大幅に値上がり、特にマンジョッカ粉(キャサバ)が過去12カ月間で111.85%値上がりしたため、消費の大きい北部地域並びに北東地域のIPCA指数を押し上げている。
また蔬菜の値上がり以外に、白物家電並びに自動車向けの工業製品税(IPI)の減税幅の低下による価格の上昇、新車価格は1.41%、白物家電は1.59%それぞれ値上がりして、IPCA指数の上昇の一因となっている。
タバコの大幅な値上がりはIPCA指数を0.09%押し上げ、トマトや住宅賃貸料の値上がりはIPCA指数を0.06%押し上げる要因となったが、蔬菜の値上がりが最もIPCA指数を押し上げる要因となっていた。
1月の連邦政府による企業向けの電力料金の18.0%の値下げ発表は、IPCA指数の上昇を抑える要因となったが、この値下げは2月のIPCA指数を0.4%引下げる効果に結びつくにも関わらず、ガソリン価格6.6%の値上げは、IPCA指数を0.15%~0.20%引き上げると予想されている。(2013年2月8日付けエスタード紙)