連邦政府は、2011年に国内の製造業活性化政策の一環として、国内需要の増加並びに最先端テクノロジーの育成のために、性能が同じであれば製品価格が25%まで高くても国内品を優先して購入するPAC装置政策を導入した。
昨年のこのプログラムの予算は150億レアルであったにも関わらず、連邦政府が実際に購入したのは僅かに予算の20%に留まっており、国産品購入の優先で恩恵を受けているセクターは、建設機械並びに履物、医薬品、医療機器、機関車、貨物自動車、トラック、農業機械などとなっている。
連邦政府は、今後数カ月間以内にソフトウエア並びに通信機器関連の国産品をPAC装置政策に追加、またブラジル国内の医療機器部門は、輸入医療機器に席巻されているために、昨年6月に国産医療機器をこの政策に適用したにも関わらず、2011年の医療機器の貿易収支赤字は33億ドルであったが、昨年は37億ドルまで増加している。
連邦政府による輸入医薬品は増加の一途をたどっているために、国産医薬品の購入を促すために医薬品購入をこの政策に適用したにも関わらず、ブラジルサニタリー庁(ANVISA)の新薬の承認が非常に遅いために、政策導入の効果は発揮されていない。
昨年のPAC装置政策による連邦政府の国産品購入では、トラクターが7億5,760万レアルでトップ、油圧ショベルカーは4億8,050万レアル、トラックは4億6,060万レアル、救急車は1億7,190万レアル、学生服は1億2,330万レアル、医薬品関連器具は9,610万レアル、バスは5,520万レアル、救命器具は2,510万レアル、軍服は2,150万レアル、軍人用背嚢(リュックサックは)2,000万レアルであった。(2013年1月21日付けエスタード紙)
