国際労働機関(ILO)の調査によると、ブラジル国内の掃除や洗濯など家事全般を取り仕切るために雇われるハウスキーパー(家政婦)は、720万人と世界117カ国のハウスキーパー総数5,260万人の1/8を占めて世界で最も多い。
世界のハウスキーパー5,260万人の中には15歳以下の750万人の子供がハウスキーパーとして従事しているにも関わらず、統計に含まれていない、またハウスキーパーの83%は女性となっている。
世界のハウスキーパーの41%はアジアで最も多いにも関わらず、人口が圧倒的に少ないラテンアメリカは37%を占めており、ブラジルは貧困家庭向け補助金手当の支給や最低サラリーのインフレ指数以上の調整で中間層が増加しているにも関わらず、ハウスキーパーが依然として非常に多い。
1995年のブラジル国内のハウスキーパー数は510万人、2009年には720万人に増加しており、労働に従事している女性の6人に1人がハウスキーパーに従事、過去15年間の世界のハウスキーパー数は1,900万人増加している。
サウジアラビア並びにカタール、マレーシアのハウスキーパーの労働時間は60時間/週であり、ブラジルは36時間/週と非常に少ないが、正規登録されているハウスキーパーは僅かに30%と非登録が圧倒的に多い。
2003年のブラジルのハウスキーパーの平均月収は333レアル、2011年には47%増加の489レアルと他の職業の平均サラリー上昇率20%よりもサラリー調整が急上昇しており、今後、低所得層への教育のレベルアップに従ってハウスキーパーの確保が難しくなり、サラリーは更に上昇すると予想されている。(2013年1月10日付けエスタード紙)