連邦政府は今年の財政プライマリー収支黒字の目標達成のために、社会経済開発銀行出資会社(BNDESPar)の持株を連邦貯蓄金庫に譲渡して、資本増強の名目で会計上の財政プライマリー収支黒字の目標達成に漕ぎ付けている。
連邦貯蓄金庫は、BNDESPar出資会社から食肉会社JBS社の10.07%の株を18億レアルで購入、銅精錬事業のパラナパネマ社の17.20%の株を2億6,060万レアルで購入している。
また連邦貯蓄金庫は、BNDESPar出資会社から大手工作機械メーカーROMI社の7.10%の株を2,500万レアルで購入、自動車パーツメーカーのMANGELS社の13.04%の株を427万レアルで購入している。
石油・天然ガスのペトロブラス石油公社並びに資源大手のヴァーレ社、電力エネルギーのサンパウロ電力公社(CESP)、フリーザーの世界的メーカーMetalfrio社、履物メーカーの Vulcabras社の株も譲渡されている。
連邦政府の今年の財政プライマリー収支黒字の目標は1,398億レアル、目標達成のために194億レアルの臨時収入を調達、そのうち政府系ファンドは124億レアルを調達している。
社会経済開発銀行(BNDES)は、昨年5月にJBS社の株を7レアルで購入したにも関わらず、連邦貯蓄金庫に1株6レアルで譲渡したために、3億レアルの損害に結びついている。
またBNDES銀行は23億レアルの配当金、連邦貯蓄金庫は47億レアルの配当金を財政プライマリー収支黒字の目標達成のために、予定よりも早くそれぞれ計上している。(2013年1月5日付けエスタード紙)