連邦政府はインフレ目標指数4.5%を中心に上下2.0%に固定、また対ドルのレアル通貨をR$2.0 からR$2.10の範囲内に収まるように為替を誘導しているが、金利の低下に伴って財政プライマリー収支の黒字幅を引下げる可能性がある。
1999年から2011年までの財政プライマリー収支黒字を最低で国内総生産(GDP)比2.92%から 最高でGDP比3.93%を記録、ただし2008年のリーマンブラザーズ銀行破綻による影響を受けた2009年の財政プライマリー収支黒字は、GDP比2.05%まで低下した。
2010年のブラジルのGDP伸び率は7.5%と大幅に上昇したために、財政プライマリー収支黒字は、GDP比2.77%と前年のGDP比2.05%から大幅に上昇した。
ジウマ・ロウセフ大統領の政権1年目の2011年の財政プライマリー収支黒字はGDP比3.11%に上昇、今年の財政プライマリー収支黒字は、GDP比3.1%を目標にしているにも関わらず、イタウー銀行のエコノミストのマウリシオ・オレング氏はGDP比2.3%を予想している。
政策誘導金利(Selic)が昨年8月から5.25%と大幅に減少しているため財政プライマリー収支の利払いは昨年末の6.0%から4.0%と大幅に減少、今後、連邦政府は財政プライマリー収支の黒字目標をGDP比2.0%から2.5%に引き下げると予想されている。(2012年11月5日付けエスタード紙)