今月10日の中銀の通貨政策委員会(Copom)で政策誘導金利(Selic)が0.25%切下げられて7.25%と過去最低の金利となったが、満場一致の決定とはならずに理事3人は7.5%の据置に投票していた。
今回のSelic金利の切下げは昨年8月から10回連続で切下げられていたにも関わらず、昨日、発表されたCopom委員会の議事録では、Selic金利の切下げサイクルは終焉との見方と読み取れる。
エスタード通信社のエコノミスト35人を対象にした2013年のSelic金利動向調査によると、エコノミスト19人はSelic金利の上昇を予想、エコノミスト14人は継続して7.25%を予想、エコノミスト2人は無回答であった。
イタウー銀行のチーフエコノミストのイラン・ゴールドファジャン氏は、中銀が今後の国内経済はなだらかな成長を予想しているために、Selic金利の切下げサイクルの終焉を確信しているとコメント、中銀は2014年第3四半期までインフレ指数は中央目標値4.5%を上回ると見込んでいる。
またペトロブラス石油公社のグラッサ・フォスター総裁が時期は明確にしていないにも関わらず、ガソリン価格の引上げの必要性を強調しているが、中銀では年内のガソリン価格の引上げは見込んでいない。
9月の四半期ごとの中銀レポートによると、今年の財政プライマリー収支黒字はGDP比3.1%に相当する1,398億レアルの達成は厳しいと予想、エスタード通信社は今年の黒字幅はGDP比2.6%に留まると予想している。(2012年10月19日付けエスタード紙)