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(特別記事)大統領のスローガンになった「競争力」 2012/10/10

演説の中で大統領は、競争力とは何なのかを説明したのだが、このテーマは、次の大統領選挙のキャンペーンで大いに取り上げられることだろう。

ジウマ・ロウセフ大統領の構造改革のリストに関して製造セクターはこれまで、労働市場に対してより柔軟な法律を整備することが欠けていると評価してきた。 改革は手始めに、ロジスティクスに対する多額の投資が行われ、続いて電力コストの削減へと進み、いずれは税制改革へと向かっていくのであるが、労働改革が欠けていた。

全国工業連合会(CNI)が2週間前に発表した調査結果によると、企業の92%が、ブラジルの過剰なまでのブロクラシー原因で輸入品に対する競争に敗北したと、見解を示す。過剰なまでの公共の諸手続きの撲滅に当たり、73%の企業が、労働法から着手すべきだと回答した。

ではここで、大統領の演説に耳を傾けるとしよう。 ジウマ大統領が変動為替相場制とインフレターゲット・システム、厳格な財政政策で構成される経済政策の3本柱に対し、競争力という単語を加えてからというもの、雇用者と雇用主の関係の変化は、加速度的に進んでいる。独立記念日のスピーチで大統領は、ブラジル国民に対してこの言葉を紹介し、説明した。曰く、「競争力というものをシンプルに定義するなら、それは、より多くの雇用を創出するため、そして、より多くの所得を生み出すために、生産コストを引き下げ、製品価格を引き下げるということだ」。

ブラジル経済が飛躍的な発展を遂げる準備段階に入ろうとしていることを、ジウマ大統領は確信している。経済成長率は、2012年に2%という緩やかなものになると見られるが、企業に対して大統領は、その先の、将来の改善に目を向けるよう求めている。

ところで、ジウマ大統領の政治面のアドバイザーの1人が指摘していることだが、再選に向けたキャンペーンで全面的にPRされるのは、最終的に、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバ大統領の再選時のように所得の分配が来るのでも、また、2010年大統領選のように貧困対策を打ち出すのでもない。「経済の革新、近代化を基にしたものになるだろう」と言う。CNI経済政策センターのフラヴィオ・カステロ・ブランコ専務理事は、「確実に進路が変わる。それも、適切な方向に」と見る。

これを、まさにガイセルだと指摘する人物がいる。マイルソン・ダ・ノブレガ元財務大臣は、経済政策に対するジウマ大統領の方針転換について、 最近まで批判してきたような専門家にまで熱狂的に歓迎されるものと位置付ける。「私見であるが、政府は日ごとに、エルネスト・ガイセル大統領の時代に似てきている。つまり、大統領の独断に強く影響されつつ、介入主義的で保護主義的ということだ」。

そのリスクについて元財務大臣は、強力なロビーを展開する力のある企業家に益することにあると指摘、大統領は生産性を引き上げるのではなく、引き下げる素地を作っていると分析する。

ジウマ大統領はブラジル版サッチャーか。マイルソン元大臣は、ジウマ大統領の行政手法について、様々な手法を織り交ぜていると見る。例えば、元財務大臣がこの国にとって「大きな課題」とする公務員のストに直面した際に大統領は、英国の鉄の女、マーガレット・サッチャーのような態度をとった。ところが、これと並行して政府は、100品目を対象に輸入関税を引き上げるような保護貿易措置を導入している。

ジウマ大統領の補佐官ですら、彼女の経済政策をうまく説明する方法を知らない。元財務大臣は冗談交じりに、「私に言わせれば、ナショナル・キャピタル・ポジティブ・開発主義・近代化」だと笑う。 それでも元財務大臣によると大統領は、既存のモデルを当てはめることはできない、と言う。 ただ、大統領自身の姿勢は、わずかひと言で表現できる。つまり、実用主義だ。「大統領は、何が問題で、どのように解決すべきか、それにはどのような代償を支払うのか、そして実際に実現可能か、ということだけに関心を示す。もしうまく行くなら、やるだけのことだ」。(2012年9月23日付けエスタード紙)

 



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