今年の財政プライマリー収支黒字目標であるGDP比3.1%を国内経済活性化のため自動車や白物家電向け工業製品税(IPI)の減税政策の導入による国庫庁の歳入減並びに経済成長加速プログラム(PAC)向け公共支出の拡大などの要因で、連邦政府は黒字目標の達成は困難と予想している。
今年の財政プライマリー収支黒字目標であるGDP比3.1%は1398億レアルに相当するが、連邦政府はGDP比0.4%に相当する180億レアルが不足すると予想しているために、公共支出の先送り並びに国庫庁が帳尻合わせの歳入増加で達成する可能性も否定できない。
今年の経済成長加速プログラム(PAC)向けの公共支出はGDP比0.8%に相当するために、今年の財政プライマリー収支黒字目標であるGDP比3.1%をGDP比2.3%に下方修正する可能性もある。
ジウマ・ロウセフ大統領は今年の公的負債残高のGDP比30%までの削減を目標にしており、2010年12月はGDP比39.8%、昨年8月はGDP比35.1%と大幅に減少、また政策誘導金利(Selic)が昨年8月から9回連続で引き下げられた影響で、利払いが減少して目標達成の後押しをしている。
来週、国庫庁は社会経済開発銀行(BNDES)に対して、ブラジル マイオール プラン向けクレジットを拡大するために200億レアルから250億レアルを貸与すると予想されている。(2012年10月3日付けエスタード紙)