連邦政府による一連の経済活性化政策の導入並びに昨年8月から政策誘導金利(Selic)が9回連続で引き下げられた効果が現れ始めたため、8月の国庫庁の歳入減少幅が縮小している。
6月の国庫庁の歳入は前年同月比マイナス6.55%、7月はマイナス7.36%、8月はマイナス1.84%と大幅な減少幅に縮小となってきており、9月から更に経済活性化政策の効果が現れるために、更に減少幅は縮小すると予想されている。
8月の国庫庁の名目歳入総額は前年同月比3.31%増加の770億7,400万レアル、インフレ分を差引いた実質歳入総額は1.84%増加、今年8カ月間の実質歳入は1.45%増加の6823億4,200万レアルに達している。
8月の輸入税は前年同月比14.34%と大幅に増加、しかし内需の低下による企業の収益悪化の影響で、実質法人税(IRPJ)は前年同月比マイナス10.81%の57億レアル、今年8カ月間ではマイナス1.47%の756億レアルとなっている。
8月の純益に対する社会納付金(CSLL)はマイナス7.08%の32億レアル、今年8カ月間ではマイナス10.7%の398億レアル、また今年8カ月間の社会保障院(INSS)への納付金は順調な雇用創出並びに実質賃金の上昇で、7.97%増加の1,898億レアルとなっている。
今年8カ月間の輸入税は前年同期比14.64%増加の203億7,100万レアル、工業製品税(IPI)全体ではマイナス2.97%の311億3,500万レアル、自動車のIPI税はマイナス40.7%の30億30万レアル、輸入自動車のIPI税は23.05%増加の109億6,000万レアルとなっている。
また今年8カ月間の所得税(IR) 総額は1.1%増加の1,800億9,700万レアル、個人所得税(IRPF )は7.26%増加の175億4,000万レアル、法人所得税(IRPJ)はマイナス1.47%の767億6,000万レアル、源泉徴収所得税 (IRRF)は2.30%増加の857億9,700万レアルとなっている。
今年8カ月間の金融取引税( IOF )は3.92%増加の210億7,100万レアル、社会保険融資納付金(Cofins)は2.91%増加の1,135億2,400万レアル、社会統合基金 ( PIS)/公務員厚生年金(PAES)は3.65%増加の304億900万レアルとなっている。(2012年9月26日付けエスタード紙)