中銀は3か月前の今年の海外からの対内直接投資総額500億ドルの予想を600億ドルと20%の大幅な上方修正、今年の経常収支赤字予想である530億ドルを上回るために、5年連続で経常収支赤字をカバーできると予想している。
ヨーロッパの債務危機や米国の景気先行き不透明感の増加などの要因で、中銀はブラジルへの対内直接投資に対して大きな影響を与えると予想して、直接投資総額を低く見込んでいた可能性を金融スペシャリストは指摘している。
今年のブラジル企業の海外での長期の資金調達は前回の1億ドルから91億ドルと大幅に上方修正、6月に2年から5年の資金調達に対する金融取引税(IOF)を免税にした影響で、短期の資金調達は前回のマイナス65億ドルから一転して9億ドル増加に上方修正している。
昨年8月から政策誘導金利(Selic)が9回連続で引き下げられているにも関わらず、ブラジルの金利は依然高いために、海外からの確定金利付きファンド投資は前回の30億ドルから50億ドル、海外旅行による支出はレアルの為替安の傾向にも関わらず、130億ドルから135億ドルとそれぞれ上方修正されている。
今年の財政プライマリー収支の利払いは、前回の105億ドルから113億ドルに上方修正、前記同様に今年の輸出は2,580億ドルから2,480億ドル、輸入は2,400億ドルから2,300億ドル、経常収支赤字は560億ドルから530億ドルとそれぞれ修正されている。(2012年9月26日付けエスタード紙)