国内経済の停滞による製造業部門の生産減少による企業の純益減少並びに連邦政府が国内経済を活性化させるために導入している減税政策の影響で、7月の国庫庁の歳入は、前年同月比マイナス7.36%の879億レアルと2010年7月のマイナス11.7%に次ぐ落ち込みを記録している。
新車購入向け工業製品税(IPI)の減税並びにクレジット向け金融取引税(IOF)、燃料に対して課される経済支配介入負担金(CIDE)などの減税の影響で、国庫庁の歳入は前年同月比で13億レアル減少している。
今年7カ月間の国庫庁の歳入総額は前年同期比1.89%増加の5,965億レアル、国庫庁のザイダ・マナッタ次官は、今年の国庫庁の歳入総額は前年比で3.5%から4.0%の増加を見込んでいる。
7月の製造業部門の生産は前年同月比マイナス5.52%と落ち込んでいるにも関わらず、資本財やサービスの売上は12.3%増加、今月末で終了する自動車並びに白物家電向け工業製品税(IPI)の減税政策は2カ月間の延長が予想されている。
今年7カ月間の企業の法人税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)は前年同期比4.46%減少の1,077億4,300万レアル、連邦政府の今年の財政プライマリー収支黒字目標はGDP比3.1%、しかしMCM Consultores社のエコノミストのマルコス・ファンテナッテ氏は、中銀の予想であるGDP比2.8%を下回るGDP比2.7%を予想している。
今年7カ月間の輸入税(II)は前年同期比14.69%増加の173億3,700万レアル、工業製品税(IPI)はマイナス2.36%の273億3,200万レアル、所得税(IR)は1.47%増加の1,628億2,700万レアル、そのうち個人所得税(IRPF)は7.82%増加の156億1,700万レアル、法人所得税(IRPJ)はマイナス0.64%の707億6,200万レアル、源泉所得税(IRRF)は2.25%増加の764億4,700万レアルとなっている。
金融取引税(IOF)は前年同期比マイナス0.79%の186億5,000万レアル、社会保険融資納付金(Cofins)は2.7%増加の979億3,500万レアル、純益に対する社会納付金(CSLL)はマイナス11.01%の369億8,000万レアル、社会統合基金 (PIS)/公務員厚生年金(Pasep)関連の歳入は3.6%増加の263億7,900万レアル、社会保障院(INSS)の納付金は7.74%増加の1,666億9,400万レアルとなっている。(2012年8月28日付けヴァロール紙)