就労・失業者管理センター(Caged)の調査によると、今年上半期のサンパウロ州内の新規雇用数は、ブラジル全体の32.1%と2006年の45.6%、2002年の40.0%をそれぞれ下回っている。
ヨーロッパの債務危機並びに中国の国内総生産(GDP)伸び率の低下で輸出が減少した影響や製造業の在庫増加などの要因で、上半期のブラジルの製造業部門の新規雇用は、12万7,500人と前年同期を下回っている。
今年上半期のサンパウロ州の国内経済に占める比率は、昨年同期の36.7%から35.7%に減少、2009年の40.3%から大幅に減少してきているが、一方でミナス州が大幅に伸びてサンパウロ州に次いでいる。
鉄鋼関連工業並びに自動車工業、鉱業などが盛んなミナス州の上半期の新規雇用は17.1%、パラナ州は8.5%、リオ州は8.3%、ゴイアス州は7.1%それぞれ占めている。
リオ州の上半期の新規雇用は、岩塩層(プレソルト)原油開発関連の工業部門並びに2016年開催のオリンピック関連のサービス部門、自動車やトラック関連の雇用が牽引している。
2002年上半期のゴイアス州の新規雇用は4.0%であったが、中西部地域の特徴である農畜産部門並びに自動車部門が牽引して、今年の上半期の新規雇用は2倍近い7.1%に達している。(2012年8月8日付けエスタード紙)