7月のインフレ指数である総合市場物価指数(IGP-M)は、農産物並びに燃料価格の高騰で1.34%上昇して2010年11月の1.45%に次ぐ記録となり、6月の0.66%の2倍を記録している。
2010年11月のIGP-Mが1.45%を記録したのは、世界金融危機からの回復による各国の穀物需要増加による国際コモディティ価格の高騰が要因となっているが、7月のIGP-Mが1.34%を記録したのは、米国の旱魃による穀物価格が高騰したためとなっている。
大豆やトウモロコシの価格高騰がインフレ指数を押し上げているにも関わらず、穀物の卸売価格を全て一般消費者に価格転嫁するのは非常に難しい。
米国の旱魃による7月の大豆価格は、14.89%上昇して過去10年間で最も値上がり率が高く、今年7カ月間の大豆価格は62.63%も高騰、7月のトウモロコシ価格は6.74%上昇している。
また7月のトマトの卸売価格は、93.12%と高騰して月間の値上がり率では記録を更新しているが、小売価格は51.28%の上昇に留まっており、ガソリン並びにディーゼルの燃料価格は5.14%上昇したにも関わらず、連邦政府による一般的に燃料税と呼ばれる経済支配介入納付金(Cide)の調整で、最終価格は同じレベルに維持されている。
7月の卸売物価指数(IPA)は1.81%上昇、そのうち大豆価格は14.89%、ディーゼル燃料価格は5.96%、トウモロコシ価格は6.74%、トマト価格は93.12%それぞれ上昇している。
7月の消費者物価指数(IPC)は0.25%上昇、トマト価格は51.28% 、都市バス料金は0.95%、住宅賃貸料は0.51%、ニンジン価格は28.70%それぞれ上昇している。(2012年7月31日付けエスタード紙)