6月の国庫庁の歳入総額は、連邦政府が経済活性化のために採用している工業製品税(IPI)の減税政策並びに国内経済の停滞で企業の法人税(IRPJ)並びに純益に対する社会納付金(CSLL)の減少で、前年同月比6.55%減少の811億レアルに留まっている。
国庫庁では今年の歳入総額を前回予想の4.0%-4.5%から3.5%-4.0%に下方修正したが、国庫庁のザイダ・マナッタ長官は4.0%に近い増加率になると予想している。
今年上半期の歳入総額は、連邦政府による一連の経済活性化政策の導入にも関わらず、内需の停滞並びにレアル高の為替による輸出の減少の影響で、前年同期比3.66%増加の5,085億レアルに留まっている。
また6月の危機のリファイル(Refis da Crise-負債返済額の低減)による負債返済額は12億レアルで前年同月の67億レアルから大幅に減少、連邦政府は、今年の国内総生産(GDP)伸び率を4.5%から3.0%と大幅に下方修正したために、今後の歳入増加は見込めない。
好調に推移する新規雇用並びに今年初めの14%を上回る最低サラリー調整による実質賃金の上昇で、今年上半期の社会保障院(INSS)への納付金は、前年同期比73.21%増加の1,416億6,000万レアルを記録している。
第2四半期のIRPJ税並びにCSLL税は、企業の収益の悪化に伴って前年同期比では40億レアル減少、上半期は前年同期比では4.7%増加に留まっている。
経済活動の活性化の指標となる上半期の社会統合基金 (PIS)並びに社会保険融資納付金(Cofins)による歳入は、前年同期比では29億7,000万レアルの増加に留まっている。
今年の国庫庁の歳入総額は、前年比10.74%増加の2,723億レアルが見込まれているが、今年上半期の歳入は前年同期比8.15%増加に留まっている。(2012年7月25日付けエスタード紙)