中銀は今年の国内総生産(GDP)伸び率を前回の3.5%から1.0%引下げて2.5%に下方修正して、昨年のGDP伸び率2.7%を下回ると予想、世界金融危機の影響を受けた2009年以降では、最低の伸び率になると見込んでいる。
中銀は2013年のGDP伸び率の予想は発表していないが、ヨーロッパの債務危機の影響は今後2年間に亘って続くために、ブラジルなどの新興国のGDP伸び率も低下すると予想している。
今年の鉱工業部門のGDP伸び率は前回予想の僅か50%に相当する1.9%、サービス部門のGDP伸び率は2.8%、農畜産部門は、2.5%から1.5%とそれぞれ大幅に下方修正している。
中銀は7月の通貨政策委員会(Copom)での政策誘導金利( Selic)の0.5%の切下げを予想、また年末までに更に0.5%切下げて年末のSelicは7.5%になると予想している。
中銀は、今年のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)をドル高の為替が継続するために4.4%から4.7%に上方修正したが、来年のIPCAは5.2%から5.0%に下方修正している。(2012年6月29日付けエスタード紙)