クレディ・スイス銀行のエコノミストグループは、ブラジルの国内投資がドラスティックに減少しているために、今年のブラジルのGDP伸び率を2.0%から1.5%に下方修正している。
クレディ・スイス銀行の1.5%の下方修正の発表に対して、ギド・マンテガ財務省は、「これは笑い話だ。ブラジルのGDP伸び率がこんな程度に留まるわけがない」と一蹴している。
マンテガ財務相は、先月の上院での聴聞会で、今年のブラジルのGDP伸び率を連邦政府の目標である4.5%から4.0%に下方修正したにも関わらず、クレディ・スイス銀行の2倍以上のGDP伸び率で乖離が非常に大きい。
フェルナンド・ピメンテル開発商工相は、「ギリシャなどのヨーロッパ諸国の財務危機の影響で、ヨーロッパ人は必要以上に悲観的になっているために、世界全体の先行きを懸念しすぎている」とコメントしている。
財務省の経済政策並びに中銀の金融政策の導入で、今年下半期から国内投資が活性化して、ブラジルの国内経済はダイナミックに伸びていくとピメンテル開発商工相は、大いに評価している。
クレディ・スイス銀行は、今年のブラジルの農畜産部門のGDP伸び率は1.8%、鉱工業部門は僅かに0.6%、サービス部門は最も高い2.0%の伸び率を予想している。
中銀の最終フォーカスレポートでは、今年のブラジルのGDP伸び率は6週連続で下方修正して、前回の2.53%から2.30%と大幅に下方修正、1か月前の予想は3.09%であった。(2012年6月21日付けエスタード紙)