ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると4月の鉱工業部門の雇用は前月比マイナス0.3%、今年4カ月間ではマイナス0.9%に達しており、今後の雇用減少の兆候と予想されている。
4月の鉱工業部門の平均時給は前月比マイナス0.9%、今年4カ月間ではマイナス1.4%と大幅に減少、また4月の平均サラリーは、マイナス0.5%と前月のマイナス0.7%と2カ月連続で下げている。
IBGEの統計では、昨年下半期から鉱工業部門の生産が低下してきているために、雇用の減少につながっており、産業開発研究院(Iedi)では、短期的には更にこの傾向が継続すると予想している。
今年4カ月間の鉱工業部門の14セクターのうち8セクターで雇用が減少、ブラジルの鉱工業部門生産の40%を占めるサンパウロ州の雇用は、マイナス3.2%となっている。
IBGE統計院の全国の鉱工業部門の雇用調査によると、鉱工業部門の18セクターのうち11セクターで雇用が減少、特に衣類セクターはマイナス6.8%、金属セクターはマイナス5.5%、履物・皮革セクターはマイナス6.6%、繊維セクターはマイナス5.3%とそれぞれ大幅に減少している。(2012年6月13日付けエスタード紙)