スペインの第1四半期の国内総生産(GDP)は、前期比0.4%減少して2四半期連続のマイナス成長となって、スペイン経済がリセッション入りで同国の赤字削減の目標達成が困難となった事やオランダの内閣総辞職による影響を受けて、世界の株式市場は軒並み下落している。
サンパウロ証券取引所(Bovespa)の投資収益率は、昨年12月から 好調に推移していたにも関わらず、3月は多くの投資家が利益確定売りに走ったために、サンパウロ平均株価(Ibovespa)はマイナス1.98%と最悪 を記録、4月は3月に引き続いてマイナス4.17%と2カ月連続で最悪の収益率となっている。
4月の投資の収益率トップは金で5.33%、商業ドルは4.32%を記録して、インフレ指数の総合市場物価指数(IGP-M)の0.85%を大幅に上回る収益率を記録している。
中銀は昨年8月末から連続して政策誘導金利(Selic)を切下げ、4月18日に中銀の通貨政策委員会(Copom)は、満場一致でSelic金利を0.75%切下げて9.0%に決定したために、これまでの過去最低のSelic金利の8.75%に近づいてきており、金利確定付きファンドの収益率が軒並み低下してきている。
4月の10万レアル以上の銀行定期預金証(CDB)の収益率は0.58%、銀行間預金ファンド(DI)の利益率は、0.55%とポウパンサ預金の収益率の0.52%をそれぞれ上回ったが、5,000レアル以下のDIファンドの収益率は0.44%とポウパンサ預金以下であった。(2012年5月1日付けエスタード紙)