昨年12月のインフレ指数である広範囲消費者物価指数(IPCA)は9.72% 、今年3月のIPCAは、8.62%と大幅に減少してインフレ減少が明確になってきている。
3月の過去12カ月間のサービス部門の13セクターのうち4セクターでインフレ指数が減少、軽食並びに外食、洗車、クリーニング代などの価格が値下がりしてきている。
2月のサービス部門のインフレ指数は1.25%であったが、3月には0.52%に減少、特に家事代行業務は1.78%から1.38%、住宅賃貸料は1.19%から0.45%、コンドミニアム料金は0.68%から0.48%と値上がり幅が減少している。
ブラジル地理統計院(IBGE)の調査によると、2月の外食の値上がりは0.59%であったが、3月は0.31%と大幅に減少、ファストフードのGiraffas社では、午後3時以降のサンドイッチ価格を35%値下げしたために、売上が153%も増加している。
ダニエル・ロッシャ氏はサンパウロ市内に2件のクリーニング店を経営、今年の第1四半期の売上は、前年同期比30%と大幅に減少したために、4月からクリーニング代の12%値下げを余儀なくされている。
LCAコンサルタント社のチーフエコノミストのブラウリオ・ボルジェス氏は、第1四半期の国内総生産(GDP)伸び率を0.5%と予想、昨年の総合市場物価指数(IGP-M)は5.1%、3月の過去12カ月間のIGP-Mは3.2%に減少している。
経済調査協会(Fipe)のラファエル・コスタ・リマ氏は、低い失業率並びに実質収入の増加にも関わらず、消費者物価指数が低下している要因として、一般消費者の負債増加を指摘している。
ボルジェス氏は、サービス部門のインフレ指数が広範囲消費者物価指数(IPCA)を上回る要因として、サービス部門は外資系企業との価格競争にさらされていないために生産性の向上を図る必要がないためと指摘している。(2012年4月23日付けエスタード紙)