インドの公営鉱業であるNational Mineral Develipment Corporation(NMDC)はバイア州に鉄鉱石鉱山を擁するブラジルGreystone社と10億ドルで買収交渉を行っている。
NMDC社は鉄鉱石の埋蔵量が2億6,000万トンと見込まれているバイア州の鉱山ならびにインド向け輸出の輸送インフラで買収交渉中であり、またGreystone社のバイア州内の6鉱山開発ライセンスも含まれている。
Greystone社のオーナーのPramodtenn Agarwal氏傘下のZamin Ferrous社はウルグアイで30億ドルと予想されている鉄鉱石の鉱山を擁しているが、鉱山開発向けの資金調達のためにパートナーを探している。
NMDC社はインドの鉄鉱石生産の15%に相当する2,400万トンを生産、今年5月にはオーストラリア資本のLegacy Iron Ore社に50%の資本参加を行って、積極的に海外での資源調達を行っている。
NMDC社はインドの経済成長率が二桁台に届くほど勢いがあり、国内での鉄鋼生産や電力エネルギー向けなどの需要にこたえるために、オーストラリアでの鉄鉱石やリン鉱石、米国並びにロシアで石炭やコークスなどの天然資源調達で中国と野間で熾烈な競争を行っている。(2011年6月27日付けエスタード紙)