資源メジャーのBHP・ビリトン社が39億ドルでカナダの世界最大の肥料会社ポタッシュ社に友好的買収を提案、しかし拒否されたために敵対的買収を仕掛けている。
ヴァーレ社は今後数年以内に世界の肥料会社の3位以内のプレーヤーになるために2014年までに120億ドルを投資するが、肥料部門の脆弱なBHPのポタッシュ買収は今後の資源メジャーの投資戦略となる可能性がある。
中国やインドなどの膨大な人口を抱える新興国の経済成長と共に食糧増産のためには肥料の消費が大幅増加で肥料価格の値上がりが予想されるために、BHPではポタッシュ社買収を仕掛けている。
肥料の3要素であるリン酸を新たに100万トン開発するには15億ドル、カリウムは13億ドル、窒素は15億ドルの投資が必要であり、現在の低金利を利用して資源メジャーが今後も鉱物資源などの買収を仕掛けてくると予想されている。
昨年の世界の窒素の消費は9,930万トン、2015年には1億1,210万トンが、リン酸は3,420万トン、4,400万トン、カリウムは2,320万トン、3,220万トンが予想されている。
ヴァーレはブンゲ並びにFosfertil社から肥料部門を47億ドルで買収、また来年上半期に肥料部門の企業の新規株式公開(IPO)を実施して、さらなる開発のために資金調達を予定している。(2010年9月23日付けヴァロール紙)