ブラジル鉱物院(Ibram)では2014年までの鉱業部門への投資は4月の予想540億ドルを14.81%上回る620億ドルに再び上方修正、これにはSamarco社の鉄鉱石ペレット工場並びに鉄鉱石パイプライン建設やKinross社のミナス州での金鉱山開発などが含まれている。
2014年までの鉱業部門のプロジェクトは60件に及んでおり、そのうち鉄鉱石向け投資は392億ドル、ニッケル67億ドル、ボーキサイト50億ドル、銅鉱石関連投資は17億ドルとなっている。
今年のブラジル国内の鉱石生産は中国の鉄鉱石需要が牽引して前年比45.83%増加の350億ドルが見込まれているが、ヨーロッパの需要増加の見通しも可能性がでてきている。
昨年の鉄鉱石輸出は国際コモディティ価格が減少したにも関わらず、ブラジルの貿易黒字の50%に達しており、今年の鉱業部門の貿易収支黒字は185億ドルが見込まれている。
特に鉄鉱石価格が大幅に上昇しているために鉄鉱石セクターは200億ドルの貿易黒字を計上すると見込まれているが、輸入比率が非常に大きい肥料セクターは30億ドルの貿易赤字が予想されている。(2010年8月10日付けエスタード紙)