鉄鉱石生産大手のヴァーレ社はブラジル国内での鉄鉱石開発では環境ライセンス取得に時間がかかって投資計画の先送りを余儀なくされているために、アフリカ西海岸のギニアのシマンドウ鉱山開発に今年の投資総額の40%に相当する50億ドルを投資して開発する。
ヴァーレ社はカラジャス鉱山の拡張開発のための環境ライセンスが2年、セーラ・スール鉱山は1年とそれぞれライセンス許可を待っているが、中国を中心とした鉄鉱石需要に応じるためには国外での開発を余儀なくされている。
ギニアの鉄鉱石生産は2014年には年産5,000万トンに達すると予想、鉄鉱石輸出のためには鉄道建設と港湾整備でリベリア政府と交渉中であり、また2014年には国内外の生産は4億5,000万トンに達すると予想されている。
ヴァーレ社は第1四半期の鉄鉱石輸出の価格は100%値上げで海外の鉄鋼メーカーと合意が成立、今後は昨年までの年1回の交渉で1年間の価格を決めるベンチマーク方式から四半期ごとに市場連動で価格を改定するスポット価格連動型の価格方式を採用する。(2010年5月7日付けエスタード紙)