ブラジル鉄鋼院(Ibram)は今後計画5カ年の投資計画予想では金融危機で鉱物コモディティ価格が大幅に下落、しかし過去数カ月間でコモディティ価格が大幅に上昇してきているために、今年2回目の予想は1月の予想を10.2%上回る540億ドルに上方修正した。
中国の強い鉄鉱石需要、100%調整された鉄鉱石価格並びにヨーロッパでの製鉄業界の回復で大幅に鉄鉱石需要が増加してきており、鉄鉱石開発部門の投資は全体の66%を占める365億3,000万ドルが予想されている。
世界2位の鉱業会社で鉄鉱石生産では世界トップのヴァーレ社の今年の鉄鉱石開発の投資総額は129億ドル、現在の鉄鉱石生産3億1,000万トンを2014年には6億2,000万トンと倍増させる。
昨年の鉄鉱石輸出は125億9,900万ドルの貿易黒字を計上して、ブラジルの貿易黒字の50%を占めたが、2006年の貿易黒字は65億4,000万ドルとブラジルの貿易黒字の14%を占めていたにすぎない。
鉄鉱石に次いでニッケル鉱開発への今後5年間の投資は全体の12%に相当する61億7,600万ドル、現在の生産量7万5,000トンから19万トンの増加が見込まれている。(2010年4月30日付けエスタード紙)
